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VCT公式Xより引用

先月の末からスタートしていた「VCT インターナショナルリーグ Kickoff」ですが、4日に実施されたLOUD vs Sentinelsの試合をもって各地域のリーグ戦が閉幕し順位が確定しました。

この記事では、地域ごとにリーグを勝ち抜き「Masters1 Madrid」行きを決めたチームをご紹介します。

※各インターナショナルリーグのトップ2が「Masters1 Madrid」への参加権が付与される

 

VCT Pacific

1位：Gen.G Esports

2位：Paper Rex

3-4位：T1

3-4位：DRX

 

まずは日本チームのZETAとDFMも参加しているVCT Pacificの対戦結果です。日本チームは今回のマスターズ行きの切符を獲得することはできませんでした。

見事マスターズ行きの切符を獲得できたのは、「Gen.G（韓国）」と「PRX（シンガポール）」です。

今回は世界大会常連のDRXがマスターズが懸かった試合でGen.Gに敗れたことで、8大会ぶりに世界大会の出場を逃すという大番狂せが起きました。その勢いのままに、Gen.Gは世界最強格チームであるPRXも破り、見事パシフィックリーグ1位を取りました。

 

VCT Americas

1位：Sentinels

2位：LOUD

3-4位：Evil Geniuses

3-4位：NRG

 

欧米と南米チームによるリーグ、VCT Americasの対戦結果です。

マスターズ行きを決めたのは、日本でも人気の高いストリーマー兼プロゲーマー「TenZ」率いる「Sentinels（アメリカ）」と世界大会常連チーム「LOUD（ブラジル）」です。

ロースター全員が世界大会優勝経験者で、「Demon1」の加入により注目が集まっていたNRGでしたが、マスターズ出場が懸かった試合でSentinelsと対戦。ディサイダーマップまで行く激戦でしたが、Sentinelsが勝利したことによりマスターズを逃してしまいました。

 

VCT EMEA

1位：Karmine Corp

2位：Team Heretics

3-4位：Natus Vincere

3-4位：Fnatic

 

ヨーロッパチームによるリーグ、VCT EMEAの対戦結果です。

マスターズ行きを決めたのは、なんと前回のインターナショナルリーグで最下位だった「Karmine Corp（フランス）」と「Team Heretics（スペイン）」です。

EMEAでは、マスターズ行きが懸かった試合において、世界大会常連で2大会連続優勝の経験があるFnaticが、前回のインターナショナルリーグで最下位だったKarmine Corpに敗れマスターズ行きを逃すという衝撃的な展開が起きました。

また、同じく世界大会常連でメンバーのほとんどが世界大会優勝経験者であるNAVIもマスターズが懸かった試合でHereticsに敗れマスターズ行きを逃しました。

EMEAのみならず世界でも最強格でTier-S大会の常連である2チームが両方ともマスターズを逃すという衝撃的な展開は世界中のVALORANTフォンを驚かせました。この2チームをストレートで勝利したKarmine CorpとHereticsが、世界大会においてどのような結果を残してくれるのか、注目してみるといいかもしれません。

 

VCT China

1位：EDward Gaming

2位：FunPlus Phoenix

3-4位：Dragon Ranger Gaming

3-4位：Trace Esports

 

中国チームのみのリーグ、VCT Chinaの対戦結果です。

マスターズ行きを決めたのは、「EDward Gaming（中国）」と「FunPlus Phoenix（中国）」です。

こちらの両チームは世界大会経験チームであり、順当に勝ち上がった印象を受けます。

リーグMVPは驚異的なエイムで敵を倒すスナイパーの名手「ZmjjKK」選手です。スナイパーの名手とありますが、ARのエイムやキャラクターコントロールも凄まじく、世界中のVALORANTファンからその強さが認められている選手です。

なお、こちらの名前の読み方は”Zmjj”は発音せず”KK”で「カンカン」と呼びます。何故発音しない”Zmjj”をつけているのかというと、こちらはKKの兄のプレイヤーネームであり、「常に自身をサポートしてくれる兄の名前を世界に見せたい」という決意の表れだとか。

EDGが今大会もどのような活躍を見せてくれるのか、楽しみでしょうがありません。